友達を選ぶときでも、恋人を選ぶときでも、どちらにも言える事ですが、外見ではなく中身で選ぶようにしましょう。
確かに外見は、ファーストコンタクトをとるときに、一番最初に目に入るものですから大切なものです。
ですが、その見た目だけで人を決めつけてしまうと、後から「こんなはずじゃなかった」と思うことになるのです。
しょせん人は中身がすべてです。
外見は生まれた時から決まっているものですが、性格というものは、生まれたときに決まっているものの他にも、育ってきた環境によって多様に変化していくのです。
そして、その性格を変えてあげることでもできるのです。
ですが、外見は変えてあげることはできません。
形成手術でも施さない限り、外見を変えることはできないのです。
ですから、少しぐらいクセがあっても、治せる可能性のある中身の方で、人を選んだ方が良いと言えるのです。
人と話をしたり何かを共有をしたりするときに、外見は関係ありません。
むしろそういう時は、中身の方がとても重要なのです。
感受性が豊かだったり、喜怒哀楽が激しかったり、人間味らしいと感じさせてくれるのはその人の性格です。
決して外見ではありません。
もし見た目が良くても、中身が最低な人であれば、一緒にいてもイライラしたり、つまらなかったりと、いい事は何一つありません。
ですからやはり、外見よりも中身を重視して人を選んだ方が良いと言えるのです。
そして、逆に自分のことを中身ではなく外見で選ばれてしまった場合、どう思いますか?
あなたが見た目に自信があるのであれば、その見た目に寄ってくる人がたくさんいるかもしれません。
ですが、人は見た目に自信を持っていない人がほとんどです。
その見た目のせいで、人が全然寄ってきてくれなかったりしたらどうしますか?
それはとても悲しいことです。
あなたはその時こう思うでしょう。
「私の中身なんてみんな全然知らないのに」
と。
あなたがそう思うのですから、外見で選ばれてしまった人もまた、同じことを思うでしょう。
ですから、人を選ぶときは、外見ではなく中身で選ぶようにしましょう。
外見は見た目ですぐわかりますが、中身というものは付き合いが長くならないとなかなかわからないものでもあります。
わかりやすい人だと一日一緒にいるだけで大体分かってしまいますが、それでもまだ分からないことがたくさんある状態です。
ですから、 1つ何か嫌な部分を見つけてしまったとしても、それだけで友達をやめようとはせず、いろいろな部分を見てあげるようにしましょう。
もしかしたら、その悪い点をカバーできるほどの良いところが見つかるかもしれません。
そして、あなたといることで、性格が少しずつ変わってくるかもしれません。
それは良い意味でも悪い意味でも、どちらに転がるかはわかりませんが、人というものは他の人に影響されやすい生き物です。
そしてそれが楽しかったりもするのです。
ですから、中身で人を選んだ方が、楽しく人付き合いができると言えるのです。